赤ちゃんの成長は個人差が大きいですよね。
赤ちゃんのことでこんなことが心配ではありませんか?
- ズリバイからハイハイしない
- ズリバイからハイハイまでには何日くらいかかるのか
- ズリバイが始まってからお座りはいつ始まるのか
- 7ヶ月になってもまだずりばいをしていない
- 9ヶ月になってもずりばいしかしない
- 成長が遅いことで、発達障害や他の病気も気になっている
- ハイハイの練習方法があれば知りたい
- 手がグーのままハイハイしていることが気になる
他の赤ちゃんや育児本との比較から成長が遅いのでは?と心配するのも親としては普通のことです。
この記事では次のことをまとめました。
- ズリバイからハイハイしないで立つ子もいる、順番通りでなくても大丈夫
- 一般的に、ズリバイからハイハイに進む赤ちゃんが多いのは9〜10ヶ月ごろ
- ずりばいからおすわりする赤ちゃんが多いのは6〜7ヶ月ごろ
- 7ヶ月でずりばいが見られなくても、発達には問題がないことが多い
- 9ヶ月でズリバイのみの場合、念の為医師に相談することがおすすめ
- おもちゃやタオルを使ったハイハイ練習が効果的
- 手がグーのままハイハイしている子は、手遊び(グーパーする)がおすすめ
赤ちゃんの発達の悩み・心配の解決につながる内容になっていますので、ぜひ最後まで読んでくださ
私自身も2児育児中で発達については常に悩んできましたが、5歳と3歳になった今は運動面で問題はありません。
ズリバイからハイハイしない!どのくらいで移行する?
赤ちゃんの成長には、一般的に次のような順番があると言われています。
- 首がすわる
- 寝返り
- ずり這い(ひじばい)
- ハイハイ
- つかまり立ち
- つたい歩き
- 歩く
しかし、この順番通りにならないことも多いので、参考程度に思っておくといいですよ。
ズリバイからハイハイに移行するタイミングにも個人差があります。
赤ちゃんの成長は個々に異なるため、自然なペースで進んでいくことを大切にしてください。
1人目がはいはいをしないまま、つかまり立ちをしてそのままつたい歩きした時はびっくりしました!
ずりばいからおすわり
赤ちゃんのずりばいからおすわりへの移行は、一般的に6〜7ヶ月頃から始まります。
赤ちゃんが自力でおすわりできるようになると、足腰を使った移動ができるようになります。
すると、ハイハイへの移行に近づいているという目安にはなりますよ。
必ずこの時期におすわりが出来るわけではないので、あくまでも目安程度の捉えておきましょう。
ずりばいからハイハイ
厚生労働省の調査によると、赤ちゃんがずりばいからハイハイになる時期は一般的に9〜10ヶ月ごろが多いようです。
特に寝返りやおすわりが安定してくると、ハイハイを始める子が増える傾向があります。
ただし、個人差があるため、必ずしもこの時期に当てはまるとは限りません。
パパママの間では赤ちゃんの成長が楽しみで、いつできるか心待ちにしていることでしょう。
大切な瞬間は突然やってきます。
赤ちゃんの成長をじっくりと観察してくださいね。
ズリバイからハイハイにならない!月齢別のポイント
成長のスピードは個人差があることはママパパは頭ではわかっているはずです。
でも、周囲の赤ちゃんや育児本の情報と異なると、「発達に何か問題があるのかな?」と心配になりますよね。
ズリバイからハイハイしないのは大丈夫なのか解説します。
7ヶ月でまだずりばいしない
7ヶ月になったのにずりばいができないとどこか悪いのかな?と心配になりますよね。
赤ちゃんがまだずりばいができない場合、それは準備が整っていないだけかもしれません。
ずりばいができるためには、以下の条件が必要です。
- 寝返りができること
- 首がしっかりと座っていること
- おすわりが安定してできること
寝返りやおすわりに筋力が必要なように、ずりばいするにも筋力が必要です。
また、筋力が十分あってもずりばいをせずに、ハイハイやつかまり立ちをする赤ちゃんもいます。
そういった場合でも、成長には問題ありません。
条件が揃っていてできない、やらない場合は赤ちゃんのやる気次第という部分もあります。
やる気を引き出すために、おもちゃで気を引いてみるなどしてずりばいの練習をするのもいいでしょう。
赤ちゃんにも大人と同じようにやる気がある時、ない時があるようです。今は気分じゃないんだなと思うことも大事ですよ。
9ヶ月でずりばいしかしない
9ヶ月ごろになると、ハイハイを始めたり、早い場合にはつかまり立ちや歩き始めることもあります。
首がすわって寝返りができ、体を自由に動かせるなら、ハイハイをしなくても問題ありません。
でも、自分の子がまだずりばいからハイハイに移行していないと心配になりますよね。
ずりばいしかしない理由は、赤ちゃんによって様々です。
- ハイハイするスペースが限られている
- ハイハイに必要な筋力がまだ十分ではない
- 今ある筋力に対して体が重たい
- 大人が介入しすぎている
- おすわりが好き
- ずりばいが好き
- うつ伏せが苦手
赤ちゃんが次のステップに進むためには、環境を整え、ハイハイが楽しい経験となるようにサポートすることも大事です。
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ハイハイをしないシャフリングベビー
ハイハイをしない赤ちゃんに対して、「病気が隠れているのかな?」と心配になることもありますよね。
実際に、ハイハイをせずにおすわりで移動する「シャフリングベビー」と呼ばれる赤ちゃんも存在します。
はいはいの代わりに座ったまま腰をゆすって移動するタイプで、シャフリングベビーと呼ばれる赤ちゃん
大阪小児科医会
シャフリングベビーは、歩き始めが1歳半〜2歳と遅くなる傾向がありますが、その後は正常に発達します。
シャフリングベビー自体は病気ではありません。
ですが、稀に発達障害や神経系の疾患があってシャフリングベビーになっていることもあります。
ハイハイをしない赤ちゃんには、筋肉や股関節の病気が原因の場合もあります。
ずりばいやハイハイだけでなく、次のポイントもよく観察してみましょう。
- ミルクの飲みや離乳食を食べる力が弱い
- 泣いてもうるさくない、あまり泣かない
- 首がしっかり座らない
- 表情の発達がよくない、大人の言葉をあまり理解していないように感じる
- 手指の発達が遅い
もしずりばいやハイハイ以外にも気になることがあれば、小児科で相談し、不安を解消しましょう。
ズリバイからハイハイへの練習法
「ハイハイができそうだけど、まだできない」という時、赤ちゃんと練習してみるのもおすすめです。
おすすめのハイハイ練習方法をご紹介します。
おもちゃを使う
赤ちゃんが手が届きそうで届かない位置に、お気に入りのおもちゃを置いてみましょう。
おもちゃを取りたい気持ちでハイハイしようかなと思ってくれるかもしれません。
進めない時は、足の裏を軽く押して進む感覚を教えてあげるといいですよ。
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バスタオルを使う
バスタオルを使った練習は2つあります。
どちらもハイハイを体に覚えてもらうためのものです。
- 床にタオルを広げて敷く
- 赤ちゃんをタオルの上にうつぶせに寝かせる
- タオルの両端を持ち上げ、おなかをゆっくりと支える
- 赤ちゃんの手足が床に触れるギリギリの高さを保つ
- ゆっくりとおろして休憩
- タオルを折りたたんで赤ちゃんを乗せる
- 目線が高くなるようにさらにタオルを入れて調整する
練習なので嫌がるようであればやめましょう。
やる時は赤ちゃんをしっかり支えること、目を離さないことを必ず守ってくださいね。
ハイハイの時に手がグーになる
ハイハイの練習中に手がグーになる赤ちゃんもいます。
その場合は、手を開いて閉じるグーパーの手遊びを一緒に行うと良いでしょう。
- 手のひらに棒状のものを押し当てて、握らせてグーにする
- 手の甲から手首をなでてパーにするようにする
グーパーの手遊びは、生まれたばかりの赤ちゃんが持つ「原始反射」を利用した遊びです。
生後6ヶ月以上になると反射が消えていくので、上手くいかないこともあるかもしれませんが、試してみてくださいね。
練習は赤ちゃんとのコミュニケーションにもなります。
成長を近くで見守りながら、赤ちゃんに合った楽しい環境で練習してみましょう。
↓ズリバイやハイハイしていると膝がガサガサになるのでサポーターがあると安心です♪
ズリバイからハイハイしない まとめ
ずりばいからハイハイに進む時期・期間についてまとめました。
- ズリバイからハイハイしないで立つ子もいる、順番通りでなくても大丈夫
- 一般的に、ずりばいからハイハイに進む赤ちゃんが多いのは9〜10ヶ月ごろ
- ずりばいからおすわりする赤ちゃんが多いのは6〜7ヶ月ごろ
- 7ヶ月でずりばいが見られなくても、発達には問題がないことが多い
- 9ヶ月でずりばいしかしない場合、念の為医師に相談することがおすすめ
- おもちゃやタオルを使ったハイハイ練習が効果的
- 手がグーのままハイハイしている子は、手遊び(グーパーする)がおすすめ
育児本や周りの赤ちゃんと比べると遅れているのかな?と悩むことも多いですよね。
子供の成長には環境が整っているかどうかや赤ちゃんのやる気も大きく関わります。
焦らず遊びながらコミュニケーションをとって、赤ちゃんの成長を見守りましょう。