色んな料理が簡単に作れるアイリスオーヤマの電気圧力鍋。
家族が多かったり、作り置きする場合など、レシピの量よりも多く作りたい時がありますよね。
アイリスオーヤマの電気圧力鍋でレシピの倍量を作る時、加圧時間も増やすの?
答えは「倍量作る場合も、時間は増やさずレシピ通りの時間でOK」です。
- 電気圧力鍋で倍量作るときの時間は増やさなくてOK
- 材料の大きさには気をつける
- 使用する鍋の容量を確認
基本的に入れる材料の分量が増えても、レシピ通りの調理時間で美味しくできます。
なお、倍量作る際は材料の大きさや鍋の容量に気をつけましょう。
それぞれ詳しく解説しますね。
さらに、作り置きを美味しく冷凍保存する方法や、作る分量を減らす時のコツについてもご紹介します。
アイリス オーヤマ電気圧力鍋で倍量作る時の時間はレシピより増やすの?
電気圧力鍋での調理は、材料の分量は増やしたとしても時間は増やしません。
カレーや煮物など、単純に材料の分量を増やすのであれば、時間はレシピに書いてある時間のまま調理します。
ただし、豚バラのブロックなど、大きいものを固まりのまま100gから200gに倍量する場合は、調理時間を増やす必要があります。
チャーシューやローストビーフなど、ブロックのまま使う調理の際は、お肉の大きさに合わせて時間を増やすと良いですよ。
アイリスオーヤマの電気圧力鍋は2.2lで1~2人前程度とされており、レシピ本にも、2人前の分量で載っていることが多いです。
しかし、食べ盛りのお子さんがいたり、多めに作って保存しておきたいという時もありますよね。
基本的に「時間はそのままに、材料だけ多くする」と覚えておけば、電気圧力鍋でも必要な量の料理が作れますね。
ただし、鍋の容量を確認の上、入れすぎには注意しましょう。
例えばアイリスオーヤマ「KPC-MA2」は、パッケージに2.2lと記載されていますが、これは満水容量であって、2.2l分作れるという意味ではありません。
実際の調理容量は1.4Lになります。
つまり、たくさん作る場合でも入れられる具材の量は内鍋の高さ約2/3程度までということになります。
これを超えた量の具材を入れてしまうと、吹きこぼれや、火傷の危険があります。
倍量作る際は、鍋の内側に書いてある最大水位を超えないように気をつけましょう。
電気圧力鍋で作った作り置きを美味しく冷凍するコツ
電気圧力鍋で多めに作って作り置きにしたり、食べきれなくて余った時は、冷凍保存すると便利ですよ。
できるだけ美味しさをそのままに冷凍保存&解凍する方法をご紹介します。
美味しく冷凍保存する際のポイント
- 味付けは控え目にする
- 「急速冷凍」と「密閉」で菌の繁殖や酸化を防ぐ
- 冷凍にむかない食材は工夫して保存する
冷凍保存すると、食材の繊維が壊れ、味がしっかり染み込みます。
なので、冷凍保存するために作るのであれば、味付けは控えめにするのがオススメです。
さらに、冷凍保存する際は、美味しさをキープするのはもちろん、食中毒などの菌の繁殖を防ぐ必要があります。
そのために、粗熱をとってからなるべく早く冷凍するようにしましょう。
金属トレーの上に食材を置くとすぐに冷やすことができますよ。
料理が冷めたら、空気になるべく触れないよう、電子レンジ&冷凍OKなタッパーや、ラップ、ジップロックなどの密閉できるものに入れましょう。
空気に触れると酸化したり、霜がついたりして味が落ちる原因になってしまいます。
保存する際は、一回で使う分量に小分けにすると、解凍したときに使いやすくて便利です。
なお、冷凍に向かない食材もあります。
じゃがいもやタケノコなど繊維を多く含む食材や、豆腐、こんにゃくなど水分が多い食材は、冷凍する過程で食感が変わってしまう可能性ががあります。
食感が気になる人は、
- 最初から使わないようにする
- 冷凍する時にその具材だけを取り除く
- 食感が気にならないようすりつぶしたり細かく刻む
といったひと手間を加えることをオススメします。
例えばカレーは、冷凍保存する前にじゃがいもやにんじんを取り除くか、すりつぶしても良いですね。
作る段階から細かく刻んで入れれば、冷凍しやすい上に、にんじんが苦手なお子様も食べやすいので一石二鳥です。
美味しさをキープ!解凍する際のコツ
冷凍した料理を美味しく食べれる期間は2週間程度が目安です。
日にちが経つほど、食感も味も変わってしまうので、なるべく早めに食べましょう。
解凍する際は、電子レンジや鍋ですぐに温めても良いですが、解凍ムラを防ぐために、流水や冷蔵庫で解凍してから温めなおすのがオススメです。
なお、自然解凍したものをそのまま食べるのは避けましょう。
自然解凍は食中毒などの細菌が繁殖してしまう危険があります。
自然解凍は、細菌が繁殖するのにちょうど良い温度で、解凍の際に出る水分によって繁殖に適した環境になってしまいます。
お弁当などのおかずに使う際は、冷凍したものをそのままお弁当箱に詰めるのはNGです。
市販の冷凍食品は、厳密な衛生管理のもとで細菌が入らないよう作られているので自然解凍できるものも多いですが、自宅で作ったものはそこまですることは難しいです。
自分で冷凍したものは、電子レンジで温めたり、鍋に移し替えるなどして再加熱した方が安心ですね。
きちんと加熱さえすれば問題ないので、朝に電子レンジなどで加熱して、粗熱や水分を取ってからお弁当箱に詰めるようにすると、細菌の繁殖を防いで安全に食べれますよ。
分量を減らす時のコツはある?
一人暮らしの人や、ちょっとだけ食べたい時など、レシピよりも分量を減らして作りたい時もありますよね。
電子圧力鍋で分量を減らす際のコツは、以下の通り。
- 加圧時間はそのままレシピ通りにする
- 水分の量は減らさない
電子圧力鍋で調理する際、作る分量を減らす場合も加圧時間は変えません。
レシピに記載されているそのままの時間で美味しく調理ができます。
分量を減らす際に最も気をつけるのは、水分の量です。
加圧時間が10分以内のものの場合、鍋の中の水分量が1カップ(200ml)分入っているようにしましょう。
ここでいう水分とは、調味料、水や、具材から出る水分も含みます。
水分量が少なすぎると、鍋の中の水蒸気が少なくなってしまい、圧力がかからず美味しく調理ができません。
電子圧力鍋でレシピより少なめに調理する際は、具材の量だけ減らして、煮汁やスープの量はそのままにすることをオススメします。
少ない分量でも、しっかり圧力がかかって美味しく調理ができます。
余った煮汁は、ジップロックに入れて冷凍したり、他のレシピに活用できますよ。
煮込みハンバーグなどのデミグラスソースは、パスタやオムライスにかけても良いですし、豚の角煮の煮汁は、味付け卵や炊き込みご飯などに使えます。
電気圧力鍋はご家族だけでなく、お一人暮らしや少量だけ作りたい時にも手軽に使えそうですね。
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まとめ
アイリスオーヤマの電気圧力鍋で、料理を倍量で調理する際のポイントや冷凍保存のコツについてお伝えしました。
- 電気圧力鍋で倍量作るとき、時間は増やさずそのまま。
- 美味しさを保つ冷凍と解凍の仕方
- 少なめに作るときのポイント
水分量など、電気圧力鍋ならではのポイントがありますが、それさえ押さえておけば、手軽に美味しいご飯が作れます。
たくさん作る時も、少しだけ作りたい時も、電気圧力鍋はいつでも使えて便利ですね。
美味しさをなるべくキープしながら冷凍保存&解凍する方法についてもご紹介しました。
この記事が毎日の調理のご参考になれば嬉しいです。