電気圧力鍋には入れてはいけな食材や調味料があるのはご存知ですか?
注意しないと、爆発や詰まりの原因となり事故や故障を引き起こしてしまいます。
メーカーが違っても、ほとんどの電気圧力鍋の説明書で記載されているのがこちらです。
食材では
- 豆類
- パスタ
- 餅、竹輪
- 牛タン
調味料では
- カレールー
- 重曹
- 大量の油
- 大量の酒
なぜこれらの食材および調味料が電気圧力鍋に入れることがいけないのか詳しくご紹介します。
食材編
電気圧力鍋の説明書に必ずと言って良いほど記載れている食材がこちらです。
【豆類】
主に代表的で危険な食材の第一位が、豆類です。
豆類は分量守らないと故障の原因につながります。
間違っても多く入れないように気を付けてくださいね。
豆類について、規定の分量おおよそ1/4~1/3までの量であれば問題ありません。
しかし大量に豆を電気圧力鍋に入れたことにより豆が膨らみ爆発したケースもあります。
【パスタや素麺などの乾麺】
パスタは、茹でている間にお湯が溢れる可能性があり危険です。
ふたを閉めたままパスタを茹でることは危険なので、他の鍋で茹でましょう。
【餅・竹輪】
餅、竹輪は膨らむ食材なので、鍋の中で膨張してしまいつまりの原因になります。
別で調理をして、盛り付ける際に合わせるようにしましょう。
【牛タン】
牛タンは、皮膜があり表皮を覆われている食材です。
圧力で膨らむ危険性があるのでなるべく使わないようにした方が無難です。
どうしても使用したい際は、調理前に竹串などで穴をたくさん開けてからが良いそうです。
調味料編
調味料で電気圧力鍋に入れてはいけないものがこちらです。
【カレールー】
粘り気がある為、つまりやすく故障の原因になります。
市販のシチュールーなども同様です。
野菜の煮込みまでを圧力調理して、減圧して蓋を開けてからルーを入れて完成させるようにしましょう。
【重曹・大量のお酒と油】
重曹、大量の酒や油は、圧力がかかると膨らみ急激に発砲する恐れがあり危険ですので避けましょう。
電気圧力鍋を安全に使うチェックポイント
①こまめに掃除をする
上蓋に米や食材の残りがあるのはよくありません。
怪我をしたり、やけどの原因になります。。
②調味料は溶かしてから
センサーの誤反応を防ぐために調味料については必ず溶かしてから使用する。
調味料が溶かさずに固まり、センサーが誤反応してしまうと本末転倒です。
③空焚きをしない
食材が入っていない状態での空焚きはとても危険です。
電源等は確認するようにしましょう。
④調理中は上蓋をあけたり水をかけたりしない
圧力調理後は、必ず圧力を抜いてから蓋を開けるようにします。
減圧されていないと、蓋が開けにくくなっているはずですので無理矢理開けるのは危険です。
電気圧力鍋の故障原因にもなりますのでご注意くださいね。
またオモシや圧力表示ピンに顔を近づけることやけどする可能性もあるので危ないです。
過去の電気圧力鍋の事故
これらの事故は、全て説明書を読まずに起きてしまった事故だそうです。
料理の時短グッズとして使用したにもかかわらず事故が起こるのは怖いですね。
面倒でも安全に使用するためには説明書は必ず目を通しましょう
電気圧力鍋が欲しいな、新しいのに買い換えようかなと思っていてもどれが良いのか分かりにくいですよね。
私は良いところも比べますが、デメリットな部分も比較するようにして選んでいます。
▶️▶︎電気圧力鍋のデメリットを比較!口コミから本当におすすめなのはアイリスオーヤマorパナソニック?
電気圧力鍋でカレーを安全に作るには?
電気圧力鍋で簡単に作れるカレーは、頻繁に作りたいメニューの1つかと思います。
私はガスの圧力鍋も使用することがあるのですが、その時のポイントが電気圧力鍋と同じだと思っています。
ガスタイプの圧力鍋でも、カレールーを入れる手前までの段階までを圧力調理します。
例えば、玉ねぎ・人参・ジャガイモ・肉(牛または豚)・水・あとはお好みの野菜を入れる。
沸騰したら火を止めて、圧が抜けたら蓋をあけてカレールーを混ぜてルーが溶けきったら再び火を点けます。
とろみが出るまでオタマでかき混ぜて完成です。
圧力調理の際はガスでも電気でも、ルーは減圧してから投入すると覚えておくと良いですね。
電気圧力鍋の場合は、お野菜からの水分や旨味を逃さないので無水カレーもおすすめです。
野菜やお肉を入れてタイマーで時間をセットした後に出来上がってから、ルーを入れてオタマで混ぜて完成です。
まとめ
電気圧力鍋は簡単に使用できますが、使い方や分量を間違えると危険なこともあります。
使用方法を充分に理解して安全使えると、時短料理のお助けアイテムになります。
材料を入れてボタンを押すだけの手軽さが魅力なので、たくさん活用したいですね。