電気圧力鍋は、色々な料理がつくれることはもちろん、ご飯も炊けるので便利ですよね。
一方で、炊飯器の代わりになるのか、味はどうなのかが気になりますよね。
電気圧力鍋で炊いたご飯って保温できるの?
結論を言うと、保温はできないことが多いです。
電気圧力鍋は、保温機能がついていないものが多く、すぐに食べきるか、移しかえる必要があります。
電気圧力鍋は便利な反面、ご飯を炊くには少しデメリットもあるようです。
しかし、保温機能がついた電気圧力鍋が2016年頃から徐々に販売されるようになりました。
炊飯器と電気圧力鍋、どっちが良いんだろう?
そこで、電気圧力鍋のメリット・デメリットをまとめてご紹介します。
さらに、電気圧力鍋で炊いたご飯はまずいのか美味しいのかや、電気圧力鍋でご飯を美味しく炊くコツも解説します。
電気圧力鍋はご飯を保温できる?
ほとんどの電気圧力鍋ではご飯を保温することはできません。
電気圧力鍋は、保温機能が付いていない製品が多いため、そのまま置いておくとご飯は冷めてしまいます。
一度冷めたご飯を温めなおすと、炊き立てよりも味は落ちてしまいます。
- 家族でご飯を食べる時間がばらばらな人
- 美味しさをキープしたままいつでも温かいご飯が食べたいという人
- 日頃から炊飯器の保温機能を活用している
といった方は、電気圧力鍋よりも、通常の炊飯器の方が使いやすそうですね。
もし電気圧力鍋でご飯を炊く場合は、
- 一度で食べきれる量のご飯を炊く
- 炊き上がったらすぐに炊飯器やおひつに移す
- ラップなどに詰め替えて冷凍保存する
といった工夫や手間が必要です。
アイリスオーヤマの電気圧力鍋はご飯の保温機能がある
アイリスオーヤマの電気圧力鍋は、ご飯の保温機能が搭載されています。
- 炊き上がると自動的に保温に切り替わる。
- 12時間まで保温が可能。
- 保温停止や再保温をするのはボタンで切り替えできる。
普通の炊飯器みたいに使えるのは便利ですよね
なお、美味しく食べるためのポイントがあるようです。
炊き込みご飯や調味料入りご飯は、変色やニオイの原因になるので保温はせずすぐ食べる
長時間保温すると、ご飯が黄ばみ、硬くなったり、鍋のフタの水分でべちゃべちゃになるので、なるべく早めに食べきるか、冷凍保存する
長時間の保温で美味しさが減ってしまうのは、炊飯器も同じですね。
「電気圧力鍋がほしい、でも保温機能がないのは困る」という方にとって、この商品は希望を叶えるぴったりの商品ですね。
炊飯器の代わりにはなる?
電気圧力鍋は炊飯器の代わりになるのでしょうか。
それぞれメリット・デメリットをまとめてみました。
電気圧力鍋でご飯を炊くメリット
電気圧力鍋ならではの味や食感が出せるとは、それが好きな人はやみつきになりますね。
電気圧力鍋にハマり「炊飯器はもう要らない」という方も多いようです
さらに、電気圧力鍋でご飯を炊くようにすれば、炊飯器が不要になり、キッチンが狭い方や、物を増やしたくない方にとって大きなメリットになりますね。
電気圧力鍋でご飯を炊くデメリット
機種によって調理時間は異なりますが、「調理時間5分」と表記されていても、加圧や減圧を含めると40分ほどかかる製品もあるようです。
時短のために電気圧力鍋を使おうと思っている方は、トータルの調理時間をチェックした方が良さそうですね。
ご飯の色が灰色になってしまうのは、圧力鍋特有のアルファ化という現象です
美味しく炊き上がった証拠であり、栄養面でも身体的にも一切害はないのですが、炊飯器の真っ白なご飯を見慣れた人にとっては気になってしまうかもしれませんね。
味はまずいor美味しい?口コミ紹介
電気圧力鍋で炊いたご飯の味ってどんな味がするんでしょうか。
楽天市場やyahoo知恵袋などの口コミをまとめてみました。
「まずい」という口コミ
食感がモチモチしすぎて私の好みではなかったです。
電気圧力鍋だとご飯が薄い灰色に炊き上がることがあって、見た目が悪いのが残念。家族からも不評です。
べちゃっとしたり、硬い部分があったりして、上手く炊けないです。
「美味しい」という口コミ
ふっくらモチモチに炊き上がって美味しいです。
安いお米でも柔らかくて甘く仕上がります。
炊飯器とはちがう食感。美味しいのでもう手放せません。
電気圧力鍋のご飯はモチモチ、ふっくら、柔らかいといった特徴があるようですね。
そういった食感が好きな人にとっては美味しいと感じるようですが、苦手な人もいるようです。
さらに、炊飯器ではほとんど失敗はありませんが、電気圧力鍋では硬いご飯になってしまったり、べちゃっとしてしまったりと、上手く炊くにはコツが必要なようですね。
電気圧力鍋でご飯を美味しく炊くコツはある?
電気圧力鍋で美味しいご飯を炊くには以下のポイントがあります。
お米も水も、正しい分量で測りましょう。
各メーカーによって、推奨されている量や計量方法が異なります。
さらに、お米の種類や時期によって水の量を調整しましょう。
水が多いとべちゃっとしてしまいますし、少ないと硬いご飯になってしまいます。
炊き上がったら、しゃもじで全体をかき混ぜることで、余分な水分を逃がして仕上がりが良くなります。
かき混ぜるのはしゃもじを使いましょう。スプーンだとご飯粒がつぶれて食感が悪くなります。
炊き上がったご飯が灰色になるのを防ぐには、少量のお酢やお酒を入れると灰色になりにくくなります。
それでもご飯の色が気になるという方は、高圧・低圧を切替えられる圧力鍋がオススメです。
「低圧」で炊くと、仕上がりが白くなって味も見た目も美味しいご飯ができますよ。
美味しく炊くためには、あらかじめ説明書をきちんと読んで、その機種に合った方法を確認しておくことが大切です。
正しい分量や、かき混ぜるなどちょっとしたひと手間で、簡単に美味しいご飯が炊けそうですね。
電気圧力鍋でおかずも作りたいですよね。
でも入れてはいけない食材があるのはご存じですか?
こちらの記事で詳しくご紹介しています。
▶︎▶︎電気圧力鍋に入れてはいけないもの!爆発や詰まりの原因になる食材はコレ
まとめ
電気圧力鍋のご飯についてお伝えしました。
電気圧力鍋は炊飯器に比べると、少しコツが必要ですが、ちょっとしたひと手間なのですぐできそうですね。
それに、炊飯器では味わえない「モチモチふっくら」食感のご飯は魅力的です。
毎日食べるものだからこそ、ご飯にはこだわりたいという人も多いと思います。
これから電気圧力鍋を買おうと思っている方、すでに持っていてご飯が上手く炊きたいという方にとっての参考になれば幸いです。