ネバネバで食感も楽しいめかぶは、体にもいいですし積極的に食べたい食品の一つです。
ですが、買ってきてもその調理について、こんな風に悩むことありませんか?
- 生めかぶと加熱済みめかぶの見分け方を知りたい
- めかぶをそのまま食べるつもりだけど大丈夫か心配
- 生めかぶを買ったけど、加熱せずにそのまま食べるのはあり?
そこでこの記事では次のことを解説します。
- めかぶの見分け方は色が茶色なら生めかぶ、緑色なら加熱済み
- 生めかぶは必ず水で洗って加熱処理してから食べる
- めかぶのレシピ5つを紹介
生めかぶは水で洗って湯通しするだけで食べれるようになりますので、下処理も簡単です。
めかぶをご飯にのせたり、納豆と合わせる、スープに加えたりするだけでも美味しく楽しめますよ。
レシピもご紹介しますので、ぜひめかぶを普段の料理に取り入れてみてくださいね。
生めかぶはそのまま食べることができる?
生めかぶは生で食べられるでしょうか。
実は生めかぶは加熱処理が必要なんです。
ですが、生めかぶと加熱したボイルめかぶの見分け方がわからない方も多いかもしれません。
生めかぶとボイルめかぶの見分け方と、下処理のやり方を詳しく解説します。
めかぶの見分け方【緑色の場合】
緑色のめかぶは加熱済みでそのまま食べることができます。
下処理の必要はありません。
スーパーでパックに入っているものは緑色になっていて加熱済みなので、そのまま食べることができます。
味なしのものや、味がついているものもあって便利ですよね。
ご飯にのせたり、お味噌汁やスープに加えても美味しくいただけます。
めかぶの色が茶色の場合
茶色のめかぶは生の状態であり、加熱が必要です。
流水で洗って汚れを落とし、湯通しや炒めるなどの方法で加熱しましょう。
生めかぶは春(3〜4月)が旬なので、その頃にスーパーに並ぶことが多いです。
パックのものより食感がいいので、もし見つけたらぜひ買ってみてくださいね。
↓春以外でも冷凍の生めかぶでパックより美味しいめかぶが1年中食べれます♪
生めかぶの下処理はどうやる?
生めかぶの下処理はとても簡単です。
やり方を順を追って解説します。
- 生めかぶを流水でしっかり洗う
- 包丁で茎とひだの部分を分ける
- 茎を沸騰したお湯に約20秒入れる
- ひだの部分を入れて、さらに約10秒茹でる
- お湯から出して、冷水につける(色止め)
- 好みのサイズに切る(細切りやみじん切りなど)
湯通ししためかぶは鮮やかな緑色になります。
茹ですぎるとコリコリとした食感がなくなってしまうので注意しましょう。
また手早く冷水につけることで、鮮やかな緑色を保つことができますよ。
生めかぶは流水で洗って、水気をしっかり拭いて、袋に入れれば家庭でも冷凍保存可能です。
保存期間は30日程度ですが、旬が短い生めかぶを少しでも長く楽しむためにも覚えておいて損はありませんよ。
めかぶの食べ方・レシピ5選
体にいい食材「めかぶ」を手軽に食べれる食べ方やレシピを5つご紹介します。
そのままでもいいですが、アレンジした美味しい食べ方もあるのでぜひ試してみてくださいね。
めかぶと納豆のネバトロ丼
めかぶと納豆、しらすを混ぜて温かい白ごはん乗せるだけの簡単レシピです。
【作り方】
- めかぶは細切りめかぶかみじん切りにした刻みめかぶにしておく
- ボウルにめかぶ・納豆・しらすを入れて混ぜる
- 味見をしてから、醤油を入れる
- 温かいご飯に乗せて出来上がり
生めかぶから作る場合は、刻む前に湯通ししてください。
めかぶやしらすで塩味がついているので、醤油を入れる前に味見をしてくださいね。
アレンジでたたき梅、おくら、とろろなどを追加してもおいしいですよ。
めかぶの中華スープ
めかぶをスープに入れるととろみがついて美味しくなるのでおすすめですよ。
【作り方】
- ボウルに卵を割って溶きほぐし、トマトはくし切りにする
- 鍋にお湯と鶏ガラスープの素を入れて沸騰させる
- 沸騰したお湯に料理酒と塩、コショウを入れる
- めかぶとトマトを入れて、再度沸騰したら卵を回し入れて火を止める
- 仕上げにごま油を入れて出来上がり
今回は中華スープで紹介しましたが、お味噌汁やお吸い物にもめかぶは合います。
具材やスープの味を変えて色々とアレンジしてみてくださいね。
めかぶ入り卵焼き
いつもの卵焼きにめかぶを入れて食感も楽しめるようになるアレンジレシピです。
【作り方】
- めかぶは刻んで、小ネギは小口切りにしておく
- ボウルに卵を割って溶いて、しょうゆと粉末かつおだしを入れて混ぜる
- ②に干し桜えびと小ネギ、めかぶを入れて、さらに混ぜる
- 卵焼き器にサラダ油をしいてなじませたら、③を半分入れて巻く
- 空いたスペースにサラダ油を少量しいて、③の残りを入れて巻く
- 一口サイズに切って出来上がり
生めかぶから作る場合は、必ず湯通しを忘れずにしてくださいね。
干し桜えびがなくても作れますが、あると桜えびの風味も合わさってさらに美味しくなりますよ。
卵の黄色とめかぶと小ネギの緑、干し桜えびのピンク色で彩りもキレイな卵焼きになります。
めかぶと豚肉の炒め物
めかぶは炒めてもおいしいんです。
パックのめかぶだと細かくなりすぎているので、生めかぶで作ることをおすすめします。
【作り方】
- 生めかぶを流水で洗って、ひだと茎に分ける
- 沸騰したお湯で茎を20秒、ひだを5秒茹でて、冷水に入れて色止めをする
- 粗熱が取れたら、キッチンペーパーで余計な水分を拭く
- 茎の部分は細切り、ひだの部分は粗くみじん切りにする
- 豚細切れ肉に下味用の料理酒とチューブのしょうがを揉み込んで冷蔵庫で15分おく
- 熱したフライパンにごま油をしいて、豚肉の色が変わるまで炒める
- めかぶと調理用の醤油、料理酒、黒コショウ、鶏ガラスープの素を入れて軽く炒める
- 全体に味が馴染んだら、火を止めてお皿に盛り付けて出来上がり
めかぶを入れてからは短時間で仕上げるのがポイントです。
味付けの調整は鶏ガラスープの素で行ってくださいね。
めかぶとシーフードのピザ
以前、テレビ番組で紹介していためかぶのピザが簡単でおいしかったので、ぜひ作ってみて欲しいです。
【作り方】
- 生めかぶは湯通しして千切りにする
- 生いかは胴体を輪切り、生ホタテは1/4に切る、ミニトマトは半分に切る
- ピザ生地にオイスターパテを塗る
- むきエビ、生イカ、生ホタテ、ミニトマトを乗せる
- さらに上からめかぶと、最後にピザ用チーズを乗せる
- 250度のオーブンで15分焼いたら出来上がり
生のシーフードがおいしいんですが、私は解凍したシーフードミックスで作りました。
手間が省けて味も美味しいので、魚介類を捌くのが苦手な方はシーフードミックスで作ってみてくださいね。
オイスターパテも苦手でなければぜひ取り入れてください。
↓ピザ以外にもバゲットに塗って食べるだけでもおいしいですよ♪
生めかぶはそのまま食べることができる?まとめ
めかぶの見分け方、下処理方法とレシピをご紹介しました。
めかぶは、緑色のもの(加熱されたもの)ならそのまま食べることができます。
一方、茶色のめかぶは生の状態なので、必ず加熱してから食べてください。
加熱済みのめかぶは、手軽にアレンジして副菜やメインのおかずにも活用できますよ。
そのまま食べても美味しいめかぶですが、ご紹介したレシピもぜひ試してみてくださいね。