「天然酵母パン」と販売しているパン屋さんを見かけたことはありませんか?
- 天然酵母パンは何がいいの?
- 普通のパンとの違いは?
- メリットは何?
- 選ぶポイントはあるの?
天然酵母パンは何がいいのか詳しく調べてみました。
- しっとりもちもち、食べ応えのあるパンに仕上がる
- 添加物を使用していないので、安心
- 酵母や小麦の風味や香りを感じられる
- 普通のパンとの違いは発酵時間が長いこと
- 天然酵母パンのメリットは翌日でもしっとりおいしい
- ゆっくり発酵するため、うまみが強い
- 酵母の原材料によって異なる風味や香りを楽しめる
- シンプルなパン(食パンやフランスパン)を選ぶと天然酵母の風味や香りを楽しめる。
天然酵母パンについて知るとパンの選び方にバリエーションが増えますよ♪
▼天然酵母の優しい香りを楽しめるパンの詰め合わせです。
天然酵母パンは何がいい?3つの特徴
天然酵母パンは何がいいの?
天然酵母パンと書かれた商品を目にする機会があるけど、何がいいのかわからない場合があると思います。
天然酵母パンの特徴は大きく3つあります。
素材の風味や香りを感じられる
食感がしっとりもちもちで歯ごたえがある
無添加
これらの特徴を詳しく知ると天然酵母パンは何がいいのかわかりますよ。
素材の風味や香りを感じられる
添加物を使用せず酵母を作るため、酵母や小麦粉の風味や香りを楽しみやすいパンができます。
使用する天然酵母によって酵母の風味や香りも異なります。
ご家庭で天然酵母を使用してパンを作るときには相性のいい国産の強力粉を使うと、香りや風味を存分に楽しめるのでおすすめです♪
▼国産小麦の「春よ来い」を使用するともちもち食感の美味しいパンが作れますよ。
食感
発酵時間が長いため、水分と小麦粉がゆっくりと融合していき、しっとりもちもちとした食べ応えのある食感になります。
しっかりとした噛み応えで、小麦の風味を存分に楽しめますよ。
天然酵母パンは噛むごとに小麦の風味が感じられ、外はパリ、中はもっちりふわふわハード系パンにピッタリです♪
無添加
天然酵母はブドウやリンゴなどの果物や米や小麦などの穀物の周りに付着した酵母菌を採取し、添加物を使用せず自然に発酵させた酵母のことです。
発酵力の強い菌だけを集めたイーストに比べ、発酵力が弱い分パンを作るのに時間はかかりますが、ゆっくりと時間をかけた発酵がパンのおいしさに繋がります。
▼もっちり食感がくせになる天然酵母パンの詰め合わせです。
天然酵母パンと普通のパンの違いは何?
天然酵母パンと普通のパンの違いは何があるの?
天然酵母パンと普通のパン(イーストを使用したパン)の違いは、発酵にかかる時間と食感、添加物の有無などがあります。
天然酵母パン | 普通のパン | |
発酵にかかる時間 | 長い | 短い |
食感 | しっとりもっちり | ふわふわ |
添加物 | なし | あり |
焼き上がり翌日 | しっとり、おいしさが続く | パサつきやすい |
香り | 酵母や小麦の香りを楽しめる | イーストの香りが強い |
普通のパンは発酵する力が安定しているので1度に大量のパンを作りやすく、ふわふわ食感を楽しめることが特徴です。
天然酵母パンは普通のパンとは違いゆっくり発酵するため、出来上がりまでに時間がかかりますが、その分小麦粉の熟成が進み、味わい深いパンに仕上がりますよ。
それぞれの良いところを知ると、パンの奥深さを感じますよね。
天然酵母パンのメリット4選!
天然酵母パンのメリットは何?
天然酵母パンのメリットは4つあります。
- 翌日もしっとりおいしいが続く
- 熟成によるうまみが増す
- 風味の異なるパンが楽しめる
- 無添加
パンを朝食に食べる場合は前日に買ってくることが多いと思います。
そのため、翌日でもパサつかず、しっとりおいしいが続く天然酵母パンは魅力的ではありませんか?
また、ゆっくり発酵するため小麦本来の香りやうまみが増します。
そして酵母によって異なる風味や香りも相まっておいしいパンとなるのです。
天然酵母を使用したパンは、小麦と酵母の風味や香りを楽しめる原材料がシンプルなパンが多いので、ヘルシーな場合が多いのも魅力の1つです。
天然酵母は材料を自然発酵させて作るので添加物は使用していませんよ。
シンプルな材料で小麦本来の味が楽しめるので、赤ちゃんの離乳食用のパンにもぴったりですね♪
天然酵母パンは子どもからお年寄りまで安心して食べられますよ。
天然酵母パンを選ぶポイント
天然酵母パンを選ぶポイントは何?
選ぶポイントは、使用している天然酵母によって異なる風味や香りを楽しめるので、シンプルな原材料のパンがいいですよ。
天然酵母パンの風味や香りを楽しみたいなら、食パンやフォカッチャ、フランスパン、パン・ド・カンパーニュなどがおすすめです。
天然酵母それぞれの風味や香りなどの特徴がわからない…。
原材料によって違う天然酵母の風味や香りなどの特徴を紹介していきますね。
天然酵母の種類は自家製タイプとドライタイプのおおきく2つに分かれます。
自家製タイプは果物や穀物を水に浸し、培養することで酵母の種を作り、液体状のものに小麦粉やライ麦粉を混ぜて天然酵母として使用する種類です。
ドライタイプは天然酵母を乾燥させて粉末、顆粒状にしたものを天然酵母として使用する種類です。
自家製タイプの天然酵母
自家製タイプの天然酵母は果実種、ヨーグルト種、サワー種、ホップ種、酒種の5つがあります。
代表的で家庭でも作りやすい自家製タイプの天然酵母は果実種です。
果実種
果実種は生の果物やドライフルーツに糖分と水を加えて作る種なので、果物の風味を感じられます。
比較的、発酵力の強い天然酵母ができ、果物の風味を感じやすいことから、果物が入ったパンを作るときに最適です!
サワー種
サワー種小麦粉やライ麦粉に水を加えて作る種のことで、酸味とうまみを感じます。
国によって名称や作り方が違い、フランスでの呼び名はルヴァン種です。
クリスマスの時期に見かけるパネトーネというパンの酵母にはイタリアでの呼び名のパネトーネ種が使われていますよ。
ホップス種
ホップス種はビールの原材料であるホップの煮汁にリンゴなどを加えて作る種のことで、ビールのような苦みやアルコール臭を感じます。
お店では山形食パンやイングリッシュマフィンを作る際に使用されている場合があります。
酒種
酒種は生米や麹に水を加えて作る日本独自の種で日本酒のような香りが楽しめ、しっとりとした食感に仕上がりますよ。
細かく見ていくと、お店で販売されているパンのパッケージを通して知っているものもあり、意外と身近なものもある!
ドライタイプの天然酵母
天然酵母を粉末や顆粒状にしてあり、ぬるま湯に溶かして予備発酵してからパン作りに使用する場合が多い天然酵母です。
温度管理の必要はありますが、自家製タイプの天然酵母より扱いやすく、家庭で天然酵母パンを作ってみたい場合にはおすすめですよ。
お家でパン作りをする場合、天然酵母を選ぶポイントとして使い勝手の良さにも注目してみるといいですよ♪
▼予備発酵不要で、ホームベーカリーでのパン作りにも対応したドライタイプの天然酵母です!
天然酵母パンは何がいい?まとめ
天然酵母パンは何がいいかについてまとめました。
- 天然酵母パンは無添加の天然酵母を使用することで、素材の風味や香りを感じやすく、しっとりもちもち食感を楽しめる
- 天然酵母パンは普通のパンに比べて翌日もパサつきにくく、しっとりもちもち食感が続く
- 発酵にかかる時間は長いが酵母や小麦の風味を楽しめる
- 天然酵母パンのメリットはゆっくり発酵することで小麦粉が熟成され、味わい深いこと
- 天然酵母は無添加なので素材の味を感じやすく、赤ちゃんの離乳食にもピッタリ
- 天然酵母パンを選ぶなら、小麦や酵母の風味と香りを楽しみやすい食パンやフランスパンなどの原材料がシンプルなパンがいい
- 天然酵母には自家製タイプとドライタイプがある
- 自家製タイプは原材料や作り方によって風味や香りなど特徴が違う
- ドライタイプの天然酵母はお家で天然酵母パンを作りたいときにおすすめ
天然酵母パンは風味や香りがよく、翌日もしっとりもちもち食感が続いたりと魅力満載ですね。
この記事を読んで、天然酵母パンについて知るきっかけになってもらえたら嬉しいです♪
▼天然酵母パンの詰め合わせがお家に届くので、気軽にお試しできますよ。