この記事では猫にあげる水は何がいいかについてご紹介します。
大事な猫にあげる水は何がいいか悩みますよね。
- 猫の水は何がいい?
- 水道水を飲んでくれない時の対処方法は?
- おすすめのミネラルウォーターはある?
なかなか水を飲んでくれない猫もいるので心配になりますよね。
猫の体にいい飲み水について調べました。
- 猫の水は中性の軟水がいい
- 対処方法はカルキ抜きをする、水を入れる容器を変える、ミネラルウォーターに変える、ウェットフードに変えてみる
- おすすめのミネラルウォーターはサントリー南アルプス天然水
猫の水について詳しく紹介していきますね。
▼不純物0で猫に優しい水を備蓄しておくと災害時にも安心です。
猫の水は何がいい?3つの理由
猫の水は何がいいの?
猫の水として、私たちと同じものを与えていいのか悩みますよね。
猫の水は何がいいか悩んだら、中性の軟水がいいですよ。
pHが中性の軟水を選ぶことで猫の健康管理に役立ちます。
日本の水道水は中性の軟水な場合が多いのでそのままあげても大丈夫ですが、カルキ臭を嫌がる猫が多いので浄水器でろ過すると飲みやすくなるのでおすすめですよ。
- 飲み水がアルカリ性に偏ると尿石の原因になりやすい
- 酸性に偏ると胃が荒れやすくなる
- ミネラルの過剰摂取は泌尿器系疾患の原因になりやすい
詳しく説明していきますね。
ミネラル含有量が少ない方がいい理由
ミネラルの過剰摂取は尿路結石などの泌尿器系疾患の原因になる可能性があるため、ミネラルの含有量の少ない軟水がおすすめです。
ご家庭の水道水が猫の水に適しているのか不安な場合は簡易検査キットで検査すると安心できていいですよ♪
▼簡易検査キットの「おみずちょうだい」で検査すると、ご家庭の水道水が硬水か軟水かわかりますよ。
pH値が中性な方がいい理由
飲み水がアルカリ性に偏ると尿石の原因になりやすく、酸性に偏ると胃が荒れやすくなるため注意が必要です。
日本の水道水は中性で軟水なため、そのまま猫の水にしても問題ないですよ。
硬度は軟水がいい理由
硬度が低い水はミネラル含有量が少なく、軟水と呼ばれる水です。
ミネラル含有量が少ないということは、ミネラルの過剰摂取を予防できるので泌尿器系疾患の対策ができるということです。
WHO(世界保健機関)の基準を見ると、日本の水道水は軟水です。
0~60mg/l未満...軟水
60~120mg/l未満...中程度の軟水
120~180mg/l未満...硬水
180mg/l以上...非常に硬水
過去の水質検査では、ほとんどの地域で50mg/l前後でしたが、沖縄県と関東地方の一部では100mg/l以上という結果でした。
猫の水は何がいいのか悩んだら中性の軟水を選ぶと安心ですね♪
▼高知県室戸沖から採取した海洋深層水を使用した水です。
猫に水道水をあげても飲まない場合の対処法4選
猫に水道水をあげても飲んでくれない…。
対処方法はある?
猫に水道水をあげても飲んでくれず、悩む場合がありますよね。
- カルキ抜きをする
- 水を入れる容器を変える
- ペット用の水に変える
- ウェットフードに変える
上記の4つを試すと飲んでくれる可能性がありますよ。
カルキ抜きをする
水道水は殺菌のために次亜塩素酸ナトリウムという物質が混ぜられています。
そのため、食中毒の予防はできますがカルキ臭を感じ、においに敏感な猫は嫌がることがあるのです。
カルキ抜きをすることで、カルキ臭がなくなり猫にも飲みやすくなりますよ。
- 浄水器でろ過をする
- 煮沸する
- 汲み置きをする
カルキ抜きの方法は以上の3つがあります。
おすすめは浄水器でろ過する方法ですよ!
煮沸する方法は水を冷ますための時間が必要となったり、汲み置きの場合は雑菌の繁殖が起きやすいので、保管方法に注意が必要となったりするためです。
▼水道水を入れるだけでろ過ができるので簡単便利!
水を入れる容器を変える
プラスチックやゴムの容器は臭いが気になる猫もいるようです。
ガラスや陶器の容器に変えると飲んでくれる場合がありますよ。
また、高さが合わず飲みにくい場合もあるようです!
▼陶器の容器を竹のホルダーで支えるので高さも出て、容器がズレず、猫も水を飲みやすいですよ。
▼容器に入れておくだけで雑菌の繁殖を防げます。
こまめに水を替えられない忙しい飼い主さんは必見です!
▼水に動きがあると飲みたくなる猫もいますよ!
またペット用の浄水器を使えばカルキ抜きだけでなく、食べかすや毛、ほこりを除去できるので猫のために常に清潔な水が用意できますよ。
ペット用の水に変える
ペット用の水なら、不純物が取り除かれているので安心です。
▼アクアプーラなら「飲みっぷりがすごい!」との口コミもありますよ!
ウェットフードに変える
キャットフードに水分が加えられたウェットフードなら、食事と一緒に水分補給もできますよ。
▼水分補給としてだけでなく、栄養も同時に摂取できるので食欲が落ちている猫にもおすすめ!
猫の水を浄水器であげるときの注意点
猫の水を浄水器であげるときに注意点があるの?
浄水器でろ過した猫の水の注意点は、早めに使い切る必要があるということです。
猫の水を浄水器でろ過した場合、塩素が取り除かれるので菌が繁殖しやすい状態なためです。
こまめに交換してあげると清潔を保てますね♪
1日に1回は水の交換をするといいですよ。
また、浄水器によってはミネラルを添加する機能が付いたものもあるので注意が必要です。
ご家庭で使用されている浄水器を猫の水用に使用したい場合は確認してみるといいですね!
- 猫の水はこまめに交換する
- 浄水機能だけのシンプルな浄水器を使う
上記の2点に注意するといいですよ。
猫にミネラルウォーターをあげるならおすすめ3選!
猫にあげるミネラルウォーターでおすすめはあるの?
猫の水におすすめのミネラルウォーターは「サントリー南アルプス天然水」と「アサヒおいしい水天然水」、コカ・コーラの「いろはす」です。
それぞれコンビニやスーパーマーケットでも手に入りやすく、飼い主さんも一緒に美味しく飲めるのでおすすめですよ。
サントリー南アルプス天然水
サントリー南アルプス天然水は硬度が約30mg/lの軟水です。
国内で発売されているミネラルウォーターの中ではトップクラスの低硬度なので、猫の水としてもおすすめです。
アサヒおいしい水天然水
アサヒおいしい水天然水は東日本では「富士山」、西日本では「六甲」の天然水を使用して販売されています。
「富士山」は硬度30mg/l、「六甲」は硬度32mg/lとそれぞれ低硬度の軟水です。
深井戸水のシンプルでまろやかな口当たりが特徴のミネラルウォーターですよ。
い・ろ・は・す
コカ・コーラから発売されている「い・ろ・は・す」は産地によって硬度は異なりますが、すべて低硬度なミネラルウォーターです。
自動販売機でも購入できることができるので、出先で猫の水がない場合でも手軽に調達できますよ。
猫の水は何がいい?まとめ
猫の水は何がいい?についてまとめました。
猫の水は中性の軟水だと泌尿器系疾患の予防になり、pH値が7~8の中性だと尿石や胃が荒れる心配がないのでいい
水道水を上げても飲まない場合は、カルキ抜きをするをするとカルキ臭が抜けて飲みやすくなる
水の容器を陶器やガラスに変えると容器の臭いが気にならなくなり飲む場合がある
また、浄水型の容器にすると水に動きが出るので飲む場合があり、清潔も保てるのでおすすめ
ペット用の水に変えると臭いや水の成分が猫にピッタリなので安心で飲んでくれる猫も多い
ウェットフードに変えると水分補給と当時に栄養補給もできる
猫の水を浄水器であげるときの注意点は、ろ過した水は菌が繁殖しやすいのでこまめに変える必要があるということ
また、浄水器によってはミネラルを添加する機能もあるので確認するといい
おすすめのミネラルウォーターはサントリー南アルプス天然水、アサヒおいしい水天然水、いろはすがある
日本の水道水は中性の軟水なので、そのままあげても大丈夫ですが、猫によってはカルキ臭が気になる場合があるので浄水器の水がおすすめです。
猫の健康管理のためにも、猫に合った水をあげたいですね。
▼飼い主さんも一緒に飲める安心な水です。