国内線での旅行で、機内にサーモスを持って行けるのか事前に確認しておきたいですよね?
- サーモスの水筒は国内線機内持ち込みはできる?
- 水筒の機内持ち込みでJALとANAに対応の違いはある?
- サーモスの水筒に炭酸を入れても大丈夫?
- サーモスの水筒に入れてはいけないものはある?
こんな疑問に対して以下のポイントをまとめました。
- サーモスの水筒は国内線の機内に持ち込める
- ANAは水筒を前の座席の下に置くルールがある
- サーモスの炭酸対応タイプの水筒であれば、炭酸は入れられる
- サーモスの水筒には、ステンレスの腐食を促すようなものや、内圧が上がるものは危険なので入れられない
国内線の機内へのお酒の持ち込みや飲酒できるかどうかもあわせて解説していきますね!
▼ループがついているのでバッグへの取り付けやアウトドアにも便利ですよ♪
サーモスの水筒は機内持ち込みOK?国内線の対応は?
お気に入りのサーモスの水筒で飲み物を機内に持っていけるかな?
国内線の場合、水筒の中身の有無にかかわらず持ち込みが可能ですよ。
国内線は、飲み物の持ち込み制限はないので、普段飲んでいるお気に入りのお茶等を持ち込めます♪
その他、お水、コーヒー、炭酸飲料、ジュース、スープなどの飲み物はもちろん、赤ちゃんのミルク用のお湯もOKです。
普段飲んでいる飲み物を持っていけるのは嬉しいわ♪
2Lほどの大きな水筒も持ち込めますが、手荷物の合計の重さは10kgなので超えないように注意が必要ですね。
国内線の機内へ持ち込める手荷物は10kgまでです。
また、飲み物が入った水筒は、機内に持ち込む前に空港で行う手荷物検査を受ける必要があります。
手荷物検査を受けて危険物ではないと判断されれば、機内へ持ち込みが可能です。
飛行機に搭乗する前に行う危険物の持ち込みを未然に防ぐための検査。 金属探知機やX線による検査、液体物検査などがある。
水筒にお酒を入れて機内に持ち込める?
水筒に入れたお酒は持ち込めず、小売販売しているアルコールは、度数に制限があるものの持ち込み可能です!
国内線のアルコールの機内持ち込みに関して以下にまとめたので、ご覧ください。
アルコール度数 | 機内持ち込み |
---|---|
24%以下のもの | ○(制限なし) |
24%を超え、70%以下のもの | ○(1人あたり5Lまで) |
70%を超えたもの | ✕ |
小売販売されている容器に収納されているアルコールは、70%以下でしたら機内への持ち込みができます。
ただし、24%を超え、70%以下のものは1人あたり5Lまでの制限があるので注意が必要です。
小売販売は、スーパーやコンビニ、酒屋で販売されているボトル、缶、ビンといったそのままの容器のものを指します。
他の容器に移し替えて持ち込むことは禁止なので、十分に注意してください。
したがって、残念ながらアルコールは水筒に入れて機内に持ち込むことはできません。
そうは言っても、水筒に入れて持っていけばバレないんじゃない?
万が一水筒や他の容器にアルコールを移し替えて持参しても、手荷物検査時に引っかかます。
水筒は金属なので、カバンにいれておいても引っかかりますよ。
また、水筒はフタを外して匂いを嗅いで中身の確認もするので、そこでアルコールだと気づかれることが多いです。
アルコールを持っていた場合は、その場で水筒の中身を空にするか、最悪の場合は、お気に入りのサーモスを没収されてしまうこともあります。
それは困るわね。お酒を水筒に入れていくのはやめておこう…。
大切なマイボトルを没収されるのが嫌な場合は、間違っても水筒にアルコールは入れないようにしましょう!
またこの後説明しますが、そもそもアルコールを水筒に入れるリスクはかなり大きいです。
その点を踏まえても、水筒にアルコールは入れないようにしましょうね♪
機内へ持ち込んだお酒を飲んでもいい?LCCは注意
調べたところ、国内線は航空会社によって対応が違うことがわかりました。
以下に機内に持ち込んだお酒を飲んでもよいかまとめたのでご覧ください。
フルサービスキャリアのJALやANA、ミドルコストキャリアのスカイマークは機内飲酒OKです。
LCC(ローコストキャリア)は航空会社によって対応が異なるので注意が必要ですよ。
ピーチは飲酒OKで、ジェットスター・ジャパンとバニラ・エアはお酒の持ち込みはできますが、それを飲むのはNGになります。
大好きなビールを飛行機で飲みたいわ♪
飲酒がOKかどうか心配な場合は、予約時や搭乗前に航空会社に確認してくださいね。
水筒の機内持ち込みは?国内線JALの場合
国内線のJALへの水筒の持ち込み制限は特になく、置き場所にも決まりはありません。
そのため、お好みの飲み物を好きなだけ、水筒に入れて機内に持ち込みできます。
機内は乾燥して喉も乾くから、安心する飲み物を水筒で持ち込みできて嬉しいな♪
国内線なので長時間のフライトは多くありませんが、やはり乾燥する場所で過ごすのは辛いですよね。
マイボトルで水分摂取しつつ、国内線の機内でリフレッシュしましょう♪
水筒の機内持ち込みは?国内線ANAの場合
国内線のANAの機内への水筒の持ち込みは、特に制限はありませんが、前の座席の下に置くことになっています。
国内線のANAには、サーモスの水筒などに自分の好きな飲み物をお好みの量持ち込み可能です。
しかし、液体で漏れる可能性がある物に関しては、座席上の収納に入れられないので注意が必要になります。
ANAの機内は水筒や漬物などの漏れる可能性のある液体は、前の座席の下に置くルールがありますよ!
そうなのね。国内線のANAにサーモスの水筒を持ち込みする時には注意しなきゃ!
水筒をANAの機内に持ち込む際には座席の上には決して置かずに、足下に置きましょう。
サーモスの水筒に炭酸は大丈夫?専用の水筒は可
愛用しているサーモスの水筒に、大好きな炭酸を入れても大丈夫?
サーモスの水筒には基本的に炭酸を入れるのはNGで、炭酸専用のものであればOKです。
サーモスにかかわらず、基本的には炭酸を水筒に入れて持ち歩くことはできません。
それは、本体内部の圧力が上がってフタが開かなくなったり、中身が飛び出したりするためです。
飲み物が飛び出してきたら、ケガや周囲のものを汚す原因にもなりますよね。
そのため水筒の中に炭酸は入れないようにしましょう!
サーモスの水筒に入れても良いもの○
サーモスのようなステンレスの水筒に入れても良いものは下記の通りです。
ステンレス製のサーモスの水筒に入れて良いものには、意外にも制限があるんですね。
暑い夏には子供の水筒にスポーツドリンクを入れて持たせていたので驚きました!
水・白湯・お茶類
塩分や酸、糖分が含まれていない飲料を入れるのには、何の問題もありません。
お茶類の中には糖分が含まれているものもあるので、注意しましょう。
コーヒー
ミルクが入ったものは入れられませんが、コーヒーそのものは入れられます。
ただし、水筒のパッキン部分がゴムの場合は匂いが移りやすいので、しっかり洗ったりケアすることが大切です。
ココア(純ココアのみ)
純粋なココアパウダーから作られた「純ココア」から作ったものは入れられます。
ただし、乳製品や糖分を加えて飲みやすくしてある「調整ココア」はステンレスの水筒に入れられません。
理由はこの後説明してますので、ご覧くださいね!
サーモスの水筒に入れてはいけないもの✕
炭酸は入れちゃダメなのはわかったけれど、他にも入れてはいけないものってあるのかな?
サーモスなどのステンレス製の水筒に入れてはいけないものをまとめたのでご覧ください。
なぜステンレス製の水筒に入れてはいけないものがあるのか、炭酸以外の飲料についてもう少し詳しく紹介しますね♪
ドライアイス
ドライアイスは、炭酸ガスを固めて固体にしたものなので、水筒に入れるのはNGです。
炭酸を入れた時と同じように、ガスによって水筒の内圧が上がるので開けようとした瞬間が飛ぶ危険があります。
よく冷えそうなどの理由で水筒にはいれないようにしましょう!
スポーツドリンク・スープなどの塩分が含まれる飲料
塩分が含まれる飲料は、ステンレスのサビつき、変質、腐食の原因になります。
スポーツドリンクは我が家のように、夏に水筒に入れて持っていく場合も多いですよね?
使ったその日に洗えば問題ないとも言われていますが、入れている間に金属劣化・腐食はあるのでできれば避けましょう!
最近では、スポーツドリンク対応のステンレスにフッ素加工がされた水筒も発売されています。
スポーツドリンクを入れる機会が多い場合は、スポーツドリンク対応の水筒を準備するとよいですね。
また、スープを入れる機会が多い場合は、専用のスープジャーも販売されているので、検討してみてください!
果汁・酢などが含まれる飲料
果汁入りのソフトドリンク、フレッシュジュースなどは、酸によるステンレスの腐食を招きます。
また長時間放置すると、果汁の腐敗によりガスが発生し、炭酸同様水筒の内圧が上がる危険があり、健康面でも心配です。
乳脂肪分が含まれる飲料
牛乳や飲むヨーグルト、ミルク入りの紅茶やコーヒーなどの乳脂肪分入りの飲料も、果汁同様にステンレスの腐食を招きます。
また長時間放置すると、乳製品の腐敗によりガスが発生し、果汁同様水筒の内圧が上がり健康面にも悪影響です。
アルコール飲料
日本酒・焼酎・ウイスキーのようなアルコール飲料も発酵ガスが発生し、内圧が上がり、水筒の破損や危険につながります。
また、ビールなどの炭酸が含まれるアルコールは、炭酸ガスの発生もあるため、さらに危険です。
野外で飲みたい時に、軽い気持ちでステンレスの水筒に入れないように注意しましょう!
固形物が含まれる飲料
フルーツの果肉や茶葉のような固形物は、詰まったり、漏れたりして水筒の劣化を早めます。
ステンレスの水筒を長期間大切に使いたい場合は、入れないようにしましょう!
炭酸を入れられるおすすめのサーモスの水筒
サーモスの炭酸飲料対応タイプは、容量が500ml、750ml、1Lサイズがあり、ループ付きの水筒(500ml)もありますよ!
どこでもいつでも冷たさをキープした炭酸を飲みたい場合、自分に合った容量や形状、カラーも選べていいですね。
炭酸を水筒に入れると内圧が上がって危険なんでしょ?大丈夫なの?
サーモスの炭酸飲料対応タイプは、フタを少し回すと、シュッと圧力が抜けて、開けやすい作りになっています。
完全に圧力がないわけではないので、開けるときには中身の吹き出しに注意しながらゆっくり開けると良いでしょう。
おすすめは容量、カラーが選べる、保冷炭酸飲料ボトルで、1日炭酸の刺激が残ってたなど嬉しい声が多くありますよ。
アウトドアで持ち運んだり、バッグにぶら下げたりするのに便利なキャリーループ付きの水筒もおすすめです!
サーモス水筒は機内持ち込みOK?国内線は?のまとめ
- サーモスの水筒は、内容の有無や量にかかわらず国内線の機内に持ち込みOK
- 機内に持ち込める手荷物の合計の重さは10kgなので注意が必要
- 水筒に入れたお酒は機内に持ち込めないが、小売販売されている容器なら持ち込める
- 機内に持ち込めるアルコールは24%以下なら制限なし
- JAL、ANA、スカイマーク、ピーチの国内線の機内では、持ち込んだお酒が飲める
- JALもANAも機内に水筒を持ち込めるが、ANAは前の座席の下に置く決まりがある
- サーモスの水筒には、基本的には水・お茶・コーヒー・純ココアが入れられる
- 炭酸の持ち運びには、サーモスの容量、形状別の炭酸対応タイプの水筒がおすすめ
普段使っているサーモスの水筒を、国内線の機内に持って行けるのは嬉しいですね!
この記事を読んで、素敵な空の旅を過ごしてもらえたら幸いです♪
▼デザインもおしゃれで人気のサーモスは炭酸対応タイプがおすすめ